今年は例年とは違い異常気象で、冬場は例年より暖かく、GW前後は異常に熱い状況が続きましたが少し経つと低温の時期が続き、そして7月に入ると太陽を見ることがほとんどない日照不足、7月下旬にやっと梅雨明けし異常な暑さのサマーシーズンを迎えることになりました。
地域格差はありますが、プルメリアを栽培されている方は例年とは全く違う環境になっているのが事実です。我が家はベランダ栽培ということもあり、GW明けの外に出す時は既にスタートダッシュで遅れ気味な感じでスタート、夏場もベランダでは100%の日照とはならないために色々な方法で成長を助長させますが、今年はすでに1ヶ月から1ヶ月半プルメリアの栽培計画が遅延しています(涙!
例年ですとこの時期3〜5鉢ほど開花をしているのですが、今年はまだシンガポールピンク1鉢が咲いただけで、それもGW後の寒さで開花しても1日持つかどうかといった状況で散ってしまいました。花芽で越冬して今年咲くはずの花芽は寒さで蕾の状態で散ってしまいました。
そんな中、栽培効率をアップさせるために一部の方が実践されている稲の苗床用トレーに赤玉土を敷いてそこに鉢を置く方法で、ようやく新たな花芽を3鉢に付けさせることに成功しました。プルメリアを栽培して観察していると、幹の膨らみ具合と葉の生え方や大きさ等で花芽の上がってくるタイミングがだいたい予想できます。
今年の様な急激な猛暑で、いかにロスなく一気に成長させるかがポイントで連日時間がある限り成長状況をチェックしています。恐らく、今シーズンはあと2〜3鉢に花芽が上がってくると目論んでいます。
では、今年付いた花芽を写真で紹介します。
あまり話題に上がらない品種『JJ Melody』ですが、今年我が家で一番充実した成長をしている株になります。2枚目の写真でわかる様に既に3又に分岐を初めていますが、その分岐も非常に太く直ぐに花芽の付く予想をしている優良プルメリアになります。
一番の大株で現在1m40cmほどの『Lei Rainbow』です。こちらも分岐活動が始まっていますが、何又になるか現時点では判断ができない状況です。
今年5月に挿し木をした『Vera Cruz Rose』で、芽が出てからの成長が遅いと思ってよーく観察すると、個人的には挿し木苗では好まない花芽が上がってきてしまいましたが、前述の稲の苗床用トレーに赤玉を敷いて地面効果を醸し出した状況を作ったことによって挿し木苗でも問題なく開花させられるまでの強い個体に成長しました。既に、赤玉土まで根を進出させています。
我が家のエース『Celadine』です、今年も花芽が上がって来る兆候がありましたが、俗にいう『イボ芽』で、ここから分岐をして更に花芽が付く確率が上がっていきます。
プルメリアは花を咲かせる、またはイボ芽によって分岐をして花芽をつける確率を高めていく植物ですので、この状態にどうやって持っていくかを追求していくことを日々楽しんでいます。やはり、根の発育強化がポイントですね。それには適した培養土の使用と肥料を与えるタイミングと期間のバランスが大切です。因みに今年は生育が遅れているので、現在全体の3割程度にしか肥料を与えていません。
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