新しい作品の試作に継手のトライアルをしてみました

新しい作品のコンセプトとデザインが決まりましたが、次の作品では木と木の固定方法に『継手』という古代から伝承された技術を酷使することになり、昨日より手工具だけで継手のトライアルを始めてみました。

5箇所程度の継手なら神経を集中して、手工具でも精度の高い作業ができますが、今回は縦と横に『8 x 8』64箇所の継手を施すということで正確な図面を起こすまでにかなりの時間を要してしまいました。作業についてはある程度微調整で仕上げていこうとの思いで、内側の正方形の組手(十字相欠き継)はまとめて少し小さめに切り出して、少しずつ削り込んで行く方法をとりましたが、ほぼ全ての組手を微調整する作業となり昨日半日掛かりの大作業となってしまいました。

そして、本日枠の28箇所の『相欠き継』を一つずつ制作して全ての継手作業が終了しました。

これが48継手の作品全景になります。

外側の相欠き継には幅6mmを深さ3mmの溝を切って入れています。

明日以降全体の平面をだす作業をして作品へと仕上げていきます。作品が何であるかは今しばらくお楽しみとして考えてみてください。

今日はここまで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。