プルメリアの鉢を急遽変更しました

『先日のブログ』でプルメリアの近況を紹介して以来、挿し木のプルメリアを除いて全て調子が悪い方向に向かっている兆候が出てきたので、いろいろと調べてみました。

私が住む湘南と呼ばれる地域、それも海から200mのところに住んでいると湘南海洋性気候の一番の特徴である午後になると海からの南風が吹いて湿度の上昇が著しくなります。それが影響して培養土に湿気が残っているかのような状態になっていることがあげられます。

それと、某安売り店で購入した素焼きの植木鉢の排水口が最近2mm程度と非常に小さくなっていて、種から発芽させた苗は非常に活発に成長したがっているが植木鉢の中で蒸れ蒸れになっていることが判明しました。昨年は栽培数が少なかったので、ミニリューターで穴を大きくする作業をした憶えがあります。

これらの状況を打破するため、昨日近くのホームセンターでプラスチック製の排水口がスリット状になっている植木鉢を購入して実生2年苗の『シャム・レインボー』を植え替えると状態がみるみる変化して、5時間後には今まで下に垂れていた葉が水平より上の角度まで上がってきました。これで、スリットポットの効果が確信できたので、種から栽培している苗用にスリットポットをネットで探しましたが、小さすぎるか大きすぎるかでジャストフィットするサイズのものが見つかりませんでしたが、プルメリアの取り扱いが豊富なTropiccal Village Marketの『角形スリットポット』を見つけて早速ポチッとしました。

本日指定時間帯に到着し、早速苗の植え替えをしました。午前中着で到着後直ぐに植え替えをしたかったので、昨夜から室内に入れて温度が上昇しないように管理していたので、到着後から培養土をブレンドして角形スリットポットに植え替えができましたが、さすがに発芽苗には少し大きすぎるサイズで1ポット1リトル程度の培養土を用いるため、6ポットを植え替えした時点で培養土の材料がなくなり、買い出しにでることになってしまいました。

15ポットなので、15リットルの培養土が必要になります。このポット用のトレーが商品に付いてきますが、水を差すと相当な重さになりさすがに持ち運びができる強度ではないので、ご購入を検討されている方は参考にしてください。

 

種蒔きから28日目のファーストロットと21日目のセカンドロットのRubra Sp. KIMO(プレート付き)とハイブリッド。双葉(子葉)と次の相対葉以降の本葉が1から2枚出ています。植え替え時の2号鉢では、一部個体では根が排水口から出るほどの成長でした。今回使用している角形スリットポットでは、来年(実生2年時)を過ごせるはずですが湘南海洋性気候がプルメリアにマッチしているため、来シーズン早々には植え替えをしなければならないかもしれません。

 

前述の写真の左下で写っていませんが、これが先日レスキューした双葉をカットしてから頑張って成長しているプルメリアです。この後の成長を一番楽しみにしている個体です。

 

これが元気になって時間とともにどんどん成長している『シャム・レインボー』です。あと一週間ほど様子を見て魅惑の有機肥料を与えたいと考えています。

今回購入したスリットポットを少量で購入することは現在非常に難しいのが現状です。可能であれば、10個程度の少量から販売していただけると多くのプルメリアユーザーおよび植物愛好家が喜ぶことと思います。

また、今回購入した15ポットを収納するトレーに入れておけばどんなに強風が吹いても問題がないほどしっかりしているものですので、安心して使用できるものです。とは言え、自己責任でお願いしますね。

 

 

 

 

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