ウクレレ、サイドボードの曲げ作業

今日は”wavers ukulele”のソプラノモールドに合わせて、ハワイアンコアのサイドボードの曲げ作業を行いました。

前回のブログで紹介した時には、ハンドプレーンで約2.6mmの厚さまで削りましたが、昨日、サンドペーパーで約1.8mmまで削りおとして本日の曲げ作業に入るという手順です。

曲げ作業は、薄くした板を濡らしてベンディングアイロンで熱を加えて少しずつ曲げていきます。ベンディングアイロンは自作で、直径6cmの鉄パイプの中に200Wのハロゲンランプを入れてランプの熱放射を利用して鉄パイプをアイロンにする仕組みで、非常に簡単な構造の道具になります。

 

これが自作のベンディングアイロンで、作業台にクランプで固定して使用します。

 

左右をそれぞれ曲げ作業を行ってモールドに合うように少しずつ作業をしていきます。久しぶりの作業で約1時間半を要してしまいましたが、作業途中で割れることなく無事終了しました。

 

ほぼモールドに合った曲げ作業ができて一安心です。あとはウクレレのモールドのカーブに馴染ませるために、カーブに合わせた押し型をクランプで固定して一晩おいて次の作業に入ることができます。

 

ちなみに、今回サイドボードのサイズを実際のカーブより左右とも1mmずつ長く切り出していますが、曲げ作業がモールドにぴったりと合ったので、エンド部で見事に1mmずつ残る結果となりました。

明日は左右のサイドボードをブロックで固定する作業を予定しています。

 

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