ウッドフィンの今シーズンモデル

今シーズンは8-10インチの3サイズで、ロングボーダーのトライフィンスタイル向きの8インチモデル、シングルフィンで安定したライディング向きの9インチモデル、シングルフィンでフィンの大きさの存在感がありながらキレキレのマニューバー向きの10インチモデルをリリースいたします。

素材は厳選した秋田杉を5枚合わせにした接ぎ合せ技法で組み上げたものになります。

この素材の利点は軽くてエポキシ樹脂でラミネートしてもフィンにフレックス性を持たせることが出来て、スムーズなターンが出来る点にあります。そして、通常のグラスフィンとは異なり軽い為に、テールウェイトにならずに、シェイパーが意図したボード本来の特性を活かすことも可能になります。

販売価格を抑えるために必要最小限のグラッシングで、しかも前述のメリットを生み出しています。

更に、ウッドフィンは上級者が使用するモノと考えている初心者の方でも十分にご使用いただけるメリットとして、よくある波打際で勢い余って浜へ乗り上げてしまっても、軽量加工の恩恵でウッドフィンが折れて、フィンボックス周辺のブレーク率が極限まで抑えられます。

– – – –

厳選した秋田杉を5枚を接合JIGの上に配置します。

 

接合JIGの上面を置きます。材料と上面の間の紙はパラフィンペーパーで、接着剤が上面に着くのを防ぐためのものです。

 

秋田杉が水平垂直方向にズレない様にロープで固定します。

 

更にロープにテンションを掛けるために、上部とロープの間にクサビを木槌で打ち込んでガチガチに締め上げます。

 

接着が完了して、それぞれのテンプレートで秋田杉に形を書き込みます。

今シーズン分は13枚となります。間に合えば、4月14日開催の辻堂ローカルマーケットから販売を開始したいと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。